今日は1997年11月11日。
いつも、この時期になると日記でも書こうかと思う。
去年もそうだった。しかし、毎日となるとたいへんだ。
だから、日記はやめよう。エッセイということにしよう。
エッセイなら、思いついたときに書けばいいのだ。
これなら、なんとかなりそうだ。
よし、さっそく今日からはじめよう。
ということで、これからいろいろ書こうかと思ってます。
友人の日記とか見てると、よくこんなにいろいろ話題があるなと思う。
自分は、あまり外に出ないので、そんなにネタはない。
だけど、頭の中にはいろいろな想いがある。だから、それを書くことにする。
昨日、久々にテレビの2時間ドラマというやつを観た。
もとプログラマーの藤田まことが、会社のコンピューターに侵入して1億5000万円引きだすという話だ。原作が横溝正史賞をとった『クラッカー』とかいう小説で、今話題の菅野美穂もでていたので、とりあえずビデオにとって観た。
内容はいわゆるテレビの2時間ドラマ的つくりであったが、ひとつだけ印象に残ったセリフがあった。それは主人公の『人は自分が誰かから必要とされなくなったら生きる目的をなくしてしまう』というセリフだ。このドラマの主人公は、1億5000万円引きだしたあと、定年退職をし、妻とも離婚して孤独であった。だから、引きだしたお金の使い道もないまますごしていた。そこに、自分の娘くらいの女性に出会い、その子のために再び生きる目的を見つける、といったストーリーだ。
もし会社からも、家族からも必要とされなくなったとしたら、多分、何のために生きているのか、考えてしまうだろうなと思った。
人は、人とのかかわりなしには、生きていけない生き物なのだ。(97.11.11)